参加セミナー・イベント

Webデザイン行く年来る年(Shift8: CSS Nite LP38)

講演者
(敬称略)
基調講演 :長谷川恭久
マークアップ:益子 貴寛、小山田 晃浩
アクセシビリティ:植木 真、中根雅文、山本 和泉
ツールと制作環境:鷹野 雅弘、石嶋未来
デザイントレンド:原 一浩、矢野 りん、坂本 邦夫
スマートフォン:たにぐち まこと、矢野 りん、松田 直樹
開催日
2014年12月13日
場所
ベルサール神田

基調講演

余談:Webが誕生してから25周年。

SUPER HERO / Webのスーパーヒーローになる方法

「納期が決まっているから」「これはもう仕方ない」「上司が言ったから」・・・。よくあるシーン。だがしかし、これはデザイナーの責任。デザイナーは人の考えに影響を与えていることに誇りをもつべき。
スパイダーマンで語られている、「大いなる力は大いなる責任を伴う」と。
これはデザイナーに通じている。デザイナーをスーパーマンになぞらえてみる。

Webのスーパーヒーローになる方法

  1. 巨大な敵に立ち向かう(巨大な敵は自分の中にいる。それは「どうせ無理」)
  2. 諦めずに続ける。「次は無理かも」に立ち向かう。持続は力。
  3. 自分以外を考える。視野を広く。

今の自分にできることは?

参考書籍: ヴィクター・パパネック「生きのびるためのデザイン」

マークアップ

余談:CSSが誕生してから20周年。

Web標準

  • 2014年10月28日、HTML5が正式な仕様になりました。
  • いまやCSS4の時代。

ブラウザー

  • 2014年4月9日、IE6は終焉です。
  • 2016年1月12日、IE8のサポート終了する予定と公式アナウンス(第2のIE6にならなければいいが・・・)。
  • Safariの最新版は、WebGLに対応しました。
  • Firefoxでは、制作者向けにDeveloper Edition ツールを提供

IE6/7のサポートはもうしないのがスタンダード。IE8も対応しないこともあるみたい。

制作環境

  • Sassのさらなる普及(プリプロセッサーに関してはSassの一択になりつつある)
  • POST PROCESS(後処理)が話題
  • タクスランナー戦争(たとえばい、Sass Auto-prefixer CSSO concat uglifyの流れを一発で完了させる。Grunt Gulp がメジャー)

技術

  • BEM(Block Element Modifier)
    classの命名規則だけでなんく、Webサイト設計手法を取り入れていきたい
  • jquery 3が出ます
    IE9 以降 jquery 3.0
    IE6,7,8 jquery Compat3.0(余談:compatible=互換性)
  • アプリケーションフレームワーク
    BACKBONE.JS
    NGULARJS by Google
    Flux + React

Coding for Marketing

  • Googleアナリティクスのトラッキングコード
  • GAのコード管理
  • 広告のコード管理
  • タグマネージャー
  • 構造化データ(JSON-LD形式がGoogle推奨で、できています)
  • Google検索結果でスマホ対応のラベル表示(Mobile-friendly でチェックできる)

アクセシビリティ

ちょっと内容が濃すぎたので、後でフォローアップで復習時にまとめる予定

ツールと制作環境

「ワイヤーフレーム」「スライス書き出し」「コードレスプロトタイプ」の視点で、それぞれに最適ではないか、というたくさんの制作ツールを紹介いただきました。もう試したいことてんこ盛り!

来年の予想

  • Adobeツールの初心者向け機能強化が続く?
  • 小粒アプリがなければWeb制作ができない状態に?
  • ビジュアルオーサリングとWebオーサリングの区分けが濃厚に?
  • シングルページなどのWebサイト定型化によるGUIベースのWebサイト制作ツールが増えるかも

スマートフォン

2014年スマホ市場動向振り返り(その1)

Googleが、さらに攻めてきた年

  • Material designでインターフェースデザインを体系化
  • Mobile-Friendly Websitesで、スマホ対応の啓蒙

市場

  • スマートフォン広告市場規模2,000億円超え(PC超え)
  • ネット通販を利用するユーザーがパソコンを上回る
  • 40〜50代でスマホ急増
  • スマホ「画面の大きさ」を重視

結局、タッチポイントとしても、メディアとしても、デバイスとしてもスマホが主役になった年

2014年スマホ市場動向振り返り(その2)

GOODスマホサイトはこれ、babycenter.co.uk。そのGood POINTは下記。

  • 書いた人、監修者など、誰による記事なのかを冒頭に記載
  • ページの先頭にぱんくずリストがあるので関連記事が探しやすい
  • 広告をコンテンツに挟まない
  • サマリーを箇条書きで先に見せる
  • 1画面に収まるパラグラフ
  • 収まらないときも、関連見出しを強調する工夫がある
  • おすすめや関連記事をページ下に表示

コンテンツをデザインしている。このサイトデザインの見せ方は、まさに自分の考えと一致!

2014年スマホ市場動向振り返り(その3)

Microsoftの2014年
オープン、フリー、クラウドに許可している
ビルゲイツの時代が変わってきた

Microsoftの2015年
Windows 10

大学スマホサイト

早稲田大学のサイトリニューアル
賛否あるが、「明確なコンセプトを標榜し、それを具現化した」点は高評価。
武蔵野美術大学
重点的に設計した点

  • 情報整理
  • 適切なラベリング
  • 余白
  • タップエリア
  • コントラスト
  • 関係者ネゴ
調査対象は883大学
  スマホ対応(レスポンシブ対応)
国立 32%(17%)
公立 26%(12%)
私立 46%(10%)

大学スマホアプリ

ほとんどがAndroid。iOS対応はあまりない。シェアを考えると納得。

日本の大学における特徴

  • デザイントレンドは、6,7割がカルーセル(スライダー)を採用。
  • PCサイト主導(まずPCサイトを見せてから、スマートフォンサイトはこちらの導線がある)。なんか懐かしい・・・
  • 学生向け、受験生向け、保護者向けなど、対象者別メニューがある。
  • アイコン(ピクトグラム)で、帽子のピクトグラムを使うケースがありがちだが、各大学によって意味が違っている

世界の大学における特徴

  • テキストベース
  • フレームワークそのまま
  • ソーシャルの活用
  • メニューボタン(ハンバーガーボタン、ホットドックボタン)
    日本は点とバーがほとんど、ただ統一がない

日本と世界の比較

  • 日本はLPっぽい。アメリカの大学では使いやすさを考えられている。
  • デザインが全然違うが、そもそも大学の立ち位置が違う(設計思想が違う)

表示速度

日本の大学400校でのPageSpeed Insights TESTの結果、35〜65点で山ができていた(65点以上を目指すのがいいでしょう)。
東北芸術工科大学は0点だが、デザインはいい。これは良例。

ピックアップ!

京都ノートルダム女子大学
基本に忠実。堅実。
東京工業大学
PCもスマホも同じだとわかる(ブランディングがしっかりしている)。
University of Michigan
フロントエンド的な実装面もすばらしい。
お知らせニュースやキャンパスライフを謳歌しているのが多い中、アカデミックな意味で立ち位置をしっかりしている。あれ?確認したらキャンパスライフ・・・

まとめ

  • スマートデバイスは、揺るぎない主役へ
  • 見た目→コンテンツデザイン
  • 独自性より、画一化

デザイントレンド

トレンドとは最先端ではない
時代に最適化されつつある現象である

2015年の象徴的なトピック

Appleがとうとうフラット&レスポンシブルに

キーワードでみる海外デザイン

普遍化とローカルアレンジ

  • 目的を明確に
  • 以前実験的だった手法がふつう
  • 効果的でないものは素早く切り捨て
  • マルチデバイスは強く意識
  • 次のWebデザインの某んぽうを模索
  • 事業の統廃合、その余波がつづく

セミナーに参加してみて

何回かShiftに参加している(ほんとは毎年行きたいのだが、気がついたときには満席になっている・・)が、やっぱり生で参加できてよかった。久しぶるにとてもいい刺激を受けることができました!

さっそく実践しようと決めたこと

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