徒然なままに

2019年夏から2020年GWまで

2018年は体調を崩し2度の入院生活を余儀なくされ、2019年は自宅療養しつつ、小規模な案件を無理ない範囲で案件をいただきながらの生活をしていた。
結果として2019年は初の赤字計上となってしまったが、マインドは落ち込んでいない。むしろワクワクが優っていた。

その気持ちをキリの良いときに書き残そうと思っていたが、そのときを待たずして書き残そう。思い返せば、それは紆余曲折しながら選択の連続だった。

2019年夏

お世話になった方から案件相談。数人日程度の工数。新規事業のUI/UX視点でのアドバイザーとしてラフデザインを起こしつつ参加する内容だった。とてもユニークな体験で、何よりそこに働く人たちがステキすぎた。もしかすると今後開発ディレクション含めた内容になるかなと期待しつつ、関連性に特化したデータベースの調査などしていたが、本件は以上で終わりとなった。これもまたご縁。

2019年夏2

以前会社員として勤めていたところから、新規事業に関連したUI/UX調査案件の相談があった。早くても2020年の着手、予算調整はこれからということだった。肌感でこのようなお話しは大概流れる。お話し自体はありがたかったが、期待しないようにした。

2019年夏3

会社立ち上げからマーケティング全般担当のお話しをいただく。いわゆるスタートアップ。話しをする中でこれはガッツリ関わりたいと思えた。現実的な話しとして、ある程度の生活ができる予算がなければジョインするのは難しいと判断したが、そこは問題ないとのこと。理念やビジネスモデルを設計し、ぼく自身がやりたいことに繋がる道もできた。

2019年秋

以前会社員として勤めていたところから再び連絡をいただいた。スケジュールが早まったが参加できるかとのご相談。

スタートアップの案件が進んでいることを話し、スタートアップの方にも無収入は厳しいことを話して理解していただき、3ヶ月間の更新なしで常駐するという条件での契約となった。

長く勤めた会社だったので、オフィスまでの道中、とくに駅の改札からオフィスまでの変わった景色の中の変わらない景色、よく寄ったコンビニやファストフードやカフェ、ランチによく通った店々、見覚えのある店員さん、懐かしさがこみ上げ心が厚くなる。実に5年振り。職場では知ってる顔ぶれも多く、暖かく迎え入れてもらえたのは嬉しかった。退社後に入社した方々も伸び伸び活躍できているようで頼もしかった。居心地の良さは圧倒的。思わず社員に戻りたくなるほどだったし、冗談でもそう言ってもらえたのは嬉しかった。

2020年1月

一方、並行して活動していたスタートアップ。常駐案件をこなしつつ、空いている時間や休日に打ち合わせを行ったりしていた。ただ徐々に代表のビジネスに対する熱量が少なすぎるように思えて懐疑的になっていた。うやむやにしたくないので直接本人にも伝えた。ぼく自身もたとえ無収入でもやり続けたい覚悟ができなかったため、会社を登記する直前で役員にはならないことを決意。
その後も信頼関係を回復することができず、1月末、考えに考え離脱を決意。
今でも時折どうしているかなと思う。絶対成功してほしい。そのチャンスは存分にあるのは確信している。

2020年2月

そんなわけで、突然3月以降の予定がなくなった。こんな時だからこそ自分自身と向き合って本気で何をやりたいか考えた。その結果、映画を作る、ということだった。
その頃映像撮影を一緒にしていた友達に映画を作らないか話しをする。とても乗り気になってくれた。3月はもうこれだけに集中しようと思った。

周囲に映画を作ると話をしていると、参加したいと言ってくれる方が何人か出てきた。これで何かできないかと考え始める。

この時はまだ知らない。あの新型コロナが世界中に猛威を振るい、緊急事態宣言されることを。

2月12日夜

テンションが上がりすぎてサービス名を考えた。「Films + ista」で「Filmsista = 映画を作るスペシャリストたち」。これだ!と「.com/.jp/.tokyo」のドメイン3つ取得。
撮影仲間に意見を聞くと「Film + sista」で「映画姉妹」と捉えられるとのこと。確かに。いや、そんな気がしないわけでもなかった(Film + ista = Filmista はすでに商品化されていて、しかも映画関係ではない健康系のサポーターという背景もあり...)。そこで別案を考える。シネマティックというフレーズから転じてフィルミックはどうかなと思った。実際、フィルミックという名がつく映像関連のサービスはいろいろあったので、映画制作研究所として、labをつけるのはどうかなと思った。そこで誕生したのが「Filmic lab = 映画制作研究所」。filmiclabドメインを「.com/.jp/.tokyo」の3つ追加取得。

忘れもしない2月13日夜

とあるマクドナルド店内。
撮影仲間に本当に「Filmiclab」でいいのか聞く。直接会うとやはりFilmiclabはしっくり来ていないことは、表情からすぐに分かった。そこからブレスト開始。たくさんのアイデアが生まれては消え、繰り返される。そこで生まれた造語が「Filmpathy」。このときの「これだ!」という感覚は本当にステキな体験だった。英語を得意としていないぼくからは絶対出てこないワード。すぐにドメインを3つ取得。

さて。この2日間でドメインを9つ取得したことになる。Filmsistaに限っては3年契約してしまった。節約生活をしている最中の大出費。数千円の買い物を泣く泣く諦めていたのに、その残りの6つのドメイン代でお釣りがくると思ったときには思わず苦笑い。

続けて名刺を作り、さらには、FIlmpathyとしてのビジョンを作った。そう、まさに本気。

半月さかのぼって2020年1月下旬

Filpathyが誕生する半月ほど前、5年前の2015年に起業してからお世話になっている企業様からWebサイトリニューアルのご相談をいただく。改善したいことなど簡単なヒアリングしたが、デザインを一新したいと解釈し、半月くらいで終わりそうと判断。3月の週3日稼働相当(10〜14人日)で受注させていただくことになった。

2020年3月

あっという間に3ヶ月の常駐案件が終了した。いよいよFilmpathyとして映画撮影、のはずだったが、実際はそうはいかなかった。新型コロナである。ぼくは早くから警戒し、外出を控えるようにした。

Webサイトリニューアル案件を進める。前半は環境やデザインの方向性をある程度決め、後半は本入れ。お互いのコミット感に問題が発生し、結果4月にずれ込んでしまったがなんとか納品させていただいた。

2020年4月

Filmpathyは沈黙のまま。撮影仲間との連絡も途絶えてしまっていた。そこでFilmpathyとしてのビジョンを活かして、何か違うことができないか模索。撮影仲間がコロナ騒動で収入が激減した話を聞き、Filmpathyとして収益化を加味して模索。そこからアートに興味ある人たちアーティストを支える仕組みができないか深堀り。クラウドファンディングできる段階ではないが、宣伝や作品を公開したい、そんなアーティストを少額でも支援できるWebサービス。アート・コミュニティを考案した。

さらに夢という妄想は広がり、東京に遊びに来た人たちが立ち寄りたくなるアート・カフェの併設。そこから映像制作につなげたり。これはまさに起業したときの夢ともつながる。

これしかない、とまずはプロトを作り始める。

2020年4月下旬

そんな折、「そのとき」は来た。以前お世話になったクライアント先からぼくのようなスキルを持った人がいたら紹介してほしいというご相談。

実は以前に熱いラブコールをもらっていて、「人」「やりがい」は申し分なかったが「お金」の面がクリアにできなかったベンチャー企業。素晴らしい肩書きまで用意してもらっていたのに乗り切れなかった。その後体調を崩して入院。復帰を待っていただき、復帰後にアドバイザーとして参加するもうまく絡むことができず辞めることになった。完全に不完全燃焼で終わってしまったのが心残りとなっていた。

現場とのキョリを強く感じていたので、もし、もう一度チャンスがあったらフルコミットで関わりたいと思いつつ月日は流れていた。

「ぼくではどうですか?」というニュアンスも含めた返信をしたが、ぼくではなく、ぼくのような人を探しているとのこと。残念だけど、これもまたご縁と思った翌日に、人材が見つかるまで参加しませんかとのオファーをいただく。二つ返事でOKした。

2020年5月1日

以前はこだわった雇用形態。今となっては副業が可能であれ気にしない。フルコミットできることを伝えた。「お金」のことは結果が出なければ、ぼくの通例の半分ちょっとの収入となるが、結果を出せば通例に近いところまでアップ、さらに最初の2ヶ月間は業務委託として契約、その後は結果次第で雇用ということで合意。新たな人材はぼくが結果を出せなかった場合に採用検討してもらうことになった。さらに翌年以降で期待以上の収入が見込める未来予想図を提示してもらった。

今日

Filmpathyのプロトを作りながら、夏までに対応しようとしていたことをまとめて今月中に終わらす!と己の士気を鼓舞している。

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